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| ■商品先物取引の必要性 | ||||||
商品先物取引のもともとの存在価値は、価格変動リスクのヘッジ機能です。 一例をあげます。 海外で30,000円/トンで買い付けた大豆が3ヶ月後に、日本に輸入されるまでの間に28,000円/トンに値下がりしたとします。 この企業は、2,000円/トンの損失を被ったことになります。 しかし、ここで商品先物取引を利用し、現物市場で大豆を30,000円/トンで買い付けと同時に、同じ価格で商品取引所を通じて「売り」を約定しておきます。 3ヶ月後に現物市場の価格が28,000円/トンになっていても商品先物市場でも同様の価格下落になりますから、現物市場で2,000円/トンの損失をだしても商品先物市場で28,000円/トンを買い戻せば、2000円/トンの利益が得られます。 現物市場で2000円/トンの損失がでても、先物取引で2000円/トンの利益で補填することができましたので、この企業は損失を出さずに済んだわけです。 それも、証拠金は現物価格の1/10程度で済みますから、このような便利な取引は他にありません。 このように、価格変動によって被る恐れがある危険(プライス・リスク)を商品先物市場を用いて回避するもので、商品先物取引のリスク・ヘッジ機能と呼ばれるものです。 海外市場で商品を売買している商社にとってはなくてはならないものです。 したがって、取引商品は穀物、貴金属さらには、石油と多種多様にわたっています。 本来の商品先物取引の目的は、以上の説明の通りですが、現物市場のリスク・ヘッジに用いることなく、商品先物取引のみで収益を得ることができます。 |
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